4.HIIT(ヒット)
短時間で体脂肪減少効果が期待できるサーキットトレーニング「HIIT(ヒット)」。
激しい運動をした後には過剰酸素摂取量(EPOC)が変化し、身体を元の状態に戻そうと酸素の消費が増え続ける「アフターバーン効果」の影響によって、ダイエット効果が見込めるという仕組みです。
効果を実感しやすいというメリットがある一方で、自分を限界まで追い込むことが絶対条件のため、とにかくキツイことがデメリットとしてあげられます。しかし、早く痩せたい人には非常におすすめのトレーニング方法です。
基本的には、時間を決めて
「無酸素運動→有酸素運動→インターバルもしくは完全休息→無酸素運動……(以降繰り返す)」
という流れになります。最初は100mダッシュ、次は縄跳び60秒、次はバーピー20回というように、運動を変えても大丈夫です。
HIITによく使用されるメニューは以下の通りです。
- バーピー
- スクワットジャンプ
- マウンテンクライマー
- 腕立て伏せ(プッシュアップ)
- 懸垂(チンニング)
- プランク
- シャトルラン
- なわとび
- エアロバイク
- ローイング
組み合わせ方としては、以下が一例です。
- 「腕立て伏せ30秒+休憩30秒」×15セット(15分)
- 「ダッシュ30秒+ジョグ60秒」×10セット(15分)
- 「エアロバイク全力45秒+軽めのジョグ45秒」×10セット(15分)
前後のウォーミングアップ、クールダウンを含めても60分程度で終わるはず。そのため、短時間で効果的なトレーニングを行うことが可能になります。